建築資材は高騰するのでしょうか?
現在、注文住宅を検討中です。
営業マンから、「契約をせかすつもりはありませんが、建築資材は上がり始めています。
この見積もりで提示できる期間には限度があります」と言われています。
そこで伺いたいのですが、建築資材は上昇傾向にあるのでしょうか?
また、契約し引き渡しの段階になって、「資材が高騰したから、差額を払え」と言われることはあるのでしょうか?
ここ1,2カ月で金属・原油がじわじわ値上がりしています。
ここへGMの破綻どうリンクするのか解りませんが、金属・原油のじわじわ値上がりはGMの破綻が先延ばしにされアメリカ経済に投機筋が痺れをきらして、少しずつ資源に対して安定投機を行っていたからだと思います。
しかし、GMの破綻を皮切りに投機筋が資源投機から株式投機に目を向けていけば、資源投機は安定するでしょうから材料の短期的な値上がりは考えにくいと思います。
しかし、アメリカ経済が大きく傾いたりGMの破綻の影響が想定以上のものだったら、株式投機から資源投機に目を向け出し大幅に値段が上がる可能性もあります。
資源の材料、主に原油が上がれば建材の値段は大きく左右されます。
しかし、現段階で建設資材が上がり始めていると言ってすぐに建設請負金額に影響されるかといえばそうではありません。
仮にあなたの建物が鉄骨住宅だったとします、鉄の価格が10%上昇したとします、請負金額のうち鉄骨工事の費用は約15%~20%です、仮に20%と仮定しましょう、そのうち材料費は50%この部分が10%値上がりします、すなわち請負金額に対して1%が値上がりをします。
しかし、その中には、元請けの利益、鉄骨商社の利益、鉄骨工場の利益、職人の利益、建て方等の重機会社の利益、建て方に必要な仮設リース会社の利益、建て方のガードマンの利益が隠されています、大体その中で消えてしまいます。
倒産した○○住建さんや○○コーポレーションさんが契約をせかしたり着手金を上積みさせる手法に似ていますので気をつけてください。
じっくりよく考えて「契約事は慌てず急がずが鉄則」です。
おそらく先方の会社や営業マンのノルマが足りないのでしょう。
最後になりますが「資材が高騰したから、差額を払え」といわれることは実際にはありますが、民間ではほとんどありません。
まず、契約時の資材の価格を決めなければなりませんし、値上がり率がいつ、どこのタイミングで設定されるかを契約に盛り込んでおく必要があります。
大体の金額で決めておき双方契約する以上そのあたりは織り込み済みです。